ウォッカのおもな原料は、小麦や大麦、ライ麦、トウモロコシといった穀類やジャガイモなどの芋類です。
一般的な製法では、まず原料を煮て糖化させたものに酵母を加えて発酵させます。それから、完成したもろみを連続式蒸溜機で蒸溜して、アルコール度数の高いスピリッツを抽出。これに加水し、白樺などの活性炭でろ過を行って瓶詰めされます。
ウォッカは、蒸溜やろ過の工程で、原料由来の成分の多くが取り除かれてしまうため、クセがなく無味無臭に近い仕上がりになるのが特徴です。原料ごとの風味の違いもほとんどありません。
その一方で、香草や柑橘類などのフルーツで香りづけされたウォッカも販売されています。
ウォッカの語源には諸説ありますが、よく語られているのがラテン語の「アクア・ヴィテ(aqua vitae)=命の水」に由来するという説です。
「命の水」とは、中世の人たちがスピリッツ(蒸溜酒)を指して使っていた言葉で、ロシア語では「ズィズネーニャ・ワダ(Zhiznennia Voda)」といいました。やがて、水を表す「ワダ(Voda)」という名称だけが残り、「ウォッカ(vodka)」に転じたといわれています。
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ウォッカ:人気ランキングTOP10
第1位
KIRIN スミノフ

・日本でもコンビニなどで簡単に手に入るスミノフは、元々ブレンドされているものが多く、味も多様で度数も低く飲みやすいものが多い。ウォッカはアルコール感・のどが焼ける感じが強く感じる場合が多いと思いますが、それも感じません。お酒初心者や女性でも気軽に味わえ、ウォッカの良さに気づくキッカケになるブランドです。私は定番のレモン味が好きです。爽やかな感じで、レモンチューハイとはまた違う大人っぽさも感じます。
第2位
スピリタス

・ポーランド生まれのポルモス ワルシャワスピリタス ウォッカはとてもアルコール度数が高いウォッカでパンチがすごいですね。ロックで飲むと胃が焼けますので舐める程度しかできません。大抵飲むときはジュースなどで割って飲むのがいい。ウォッカ特有の香りも感じられて蒸留酒だなと感じさせてくれます。飲むのにもいいスピリタスですが消毒用や燃料などに転用することができるというのも面白いところです。
第3位
アサヒ ウィルキンソン・ウオッカ 40°

なめらかさがあって飲みやすく、素材本来の味を堪能できてストレートやカクテルでも美味しくなります。ほのかに感じる甘みや香りが爽やかなためのどごしが良く、食事と一緒に味わうとスッキリします。白樺の炭を使って濾過するなど製法にこだわっているため、まさにウォッカという風味に仕上がり病みつきになるものです。アルコール度数は低くて価格も安く初心者向けのため、ウォッカを初めて飲むときに考えると飲み慣れやすくなります。
第4位
アブソルート ウォッカ

そもそもウォッカは無味無臭のお酒と呼ばれていますが、それでもブランドごとに原料となる麦や芋などの持つ風味をかすかに残しています。
また安価な製品のなかには鼻につくようなツンとした刺激臭を感じられるものも多いです。
アブソルートはそんななかでも特別にクリアなウォッカで、カクテルにしても余計な主張がなく他の材料の味を際立たせます。
そのため一般的なウォッカカクテルにキレが生まれるのはもちろんのこと、生のフルーツを使うようなカクテルでもフルーツの味わいを最大限に活かせることから日本では特に愛用者が多い印象です。
第5位
KIRIN ギルビーウォッカ 37.5度

イギリスのギルビー兄弟が手掛けた「ギルビー」ブランドは、ジン、ウォッカともに世界的なポピュラーな銘柄。「ギルビーウオッカ」は1956年に商品化され、「ギルビージン」とともに、世界中で根強く愛されるスピリッツとしてその名を確立した。
白樺活性炭の濾過製法でクリアな味わいで、ピュアでスムースな味わいがあるのが特徴。同銘柄で度数の高い「ギルビーウオッカ 45度」も展開している。ともにラベルに記されたファイブスター「★★★★★」は、1857年に設立したW&Aギルビー社の歴史と製造のこだわりの証。
第6位
グレイグース

・このウォッカは厳選された原材料を使って製造されていて花のような柔らかな香りがして高級感があって凄く美味しいので、数々のテイスティングコンテストで優勝しているのも納得の美味しさです。しかもボトルに描かれている絵や色合いが上品で素敵なのも良いです。
第7位
スカイ ウォッカ

・このウォッカは4回の蒸留と3回のろ過を経て製造されていますのでクリアな味わいで、クセがなくてちょっとフルーティーな風味もあるので凄く飲みやすいので大好きです。クセがないのでストレートやロックで飲んでも美味しいですし、色んな種類のジュースで割ってカクテルを作っても美味しく出来上がります。私が特に好きなのはこのスカイウォッカとフレッシュライムジュースとジンジャーエールを混ぜて作るモスコミュールです。このウォッカはクセがなくてちょっとフルーティーな風味もあるため、美味しいモスコミュールが出来上がります。
第8位
サントリー ウォッカ 80プルーフ

・ジンジャーエールのライムを足して、モスコミュールを作るのにぴったり。容量もたくさんあるのでコスパもよし。クセもなく、スッキリした味わいなので飲みやすくて美味しい。モスコミュールは氷多めで、少し甘口に作るのが好き。そのまま飲むと、やはり味気なくアルコール感が強くてあまり味わいのようなものはないので、何かで割ったりしてカクテルにして飲むのが一番美味しい飲み方。コーラやジンジャーエールは割りやすい。
第9位
フィンランディア ウォッカ

・このウォッカは高純度の天然氷河水を使って製造されていますので、のど越しがソフトでまろやかな所が魅力的です。またクリアな味わいでクセがないので、ストレートやロックで飲んでも美味しいですし、カクテルを作る際のベースとしても良いウォッカです。しかも入っているボトルがオシャレな所も気に入っています。
第10位
チェイス ウォッカ

イングランド中部の農場に建てられた蒸留所で全ての工程を行なっている、個性的なウォッカです。農場で栽培したジャガイモを原材料として、糖化・発酵・蒸留・熟成・ビン詰めをしています。
1本のボトルに約250個ものジャガイモを使用し、スモークウォーターとブレンドしているため、スモーキーな味わいが特徴。本銘柄は、サンフランシスコのワールド・スピリッツ・コンペティションで世界一にも輝いたこともあります。個性的な味わいのウォッカを楽しんでみたい方は、チェックしてみてください。